南城市には、観光客にはあまり知られていない美しいビーチがあります。百名ビーチと書いて「ひゃくなビーチ)」と呼びます。白い砂浜には、ハマヒルガオなどの植物が群生しています。堤防がないので、オカヤドカリもどんどん海からあがってきます。まさに、奇跡的に開発を免れた極秘のビーチです。砂浜では、白いサンゴや貝をたくさん拾うこともできます。
近くには「受水走水」(うきんじゅ はいんじゅ)と呼ばれる秘所もあります。ここは、沖縄の稲作発祥の地です。「受水走水」で、沖縄の稲作伝承の歴史を学んで心を清めてから、百名ビーチへ向かうのもよいでしょう。
この百名ビーチに立つと、遠くにニライカナイ伝説のふるさと「久高島」を遠く望むことができます。旧盆などの時には、この海岸で先祖供養をするため、「紙金」(カビジン)を燃やしお祈りする風景も見られます。美しいビーチですが、沖縄の人にとっては霊を弔う大事な場所でもあります。
- 記者: leo

地面を這うヘチマ